【意外と忘れていませんか?】○○○○でルールをぶっ壊せ!

こんにちは

ともやです!!

 

今回は、

ボールを持った際の初動として、

とても有効的な技術の一つ

 

「ピボット」

 

についてご紹介します。

 

目次

 

 

はじめに

 

1対1において

「ピボットはかなり重要!!」

と聞いても、

 

バスケ経験者にとっては

「え、そんな初歩的な技術

 今更極めてどうすんの?」

と思うかもしれません。

 

しかし、

「基礎の大切さ」というのは

バスケに限らず

 

・ありとあらゆるスポーツ、

・学校での勉強や

・社会に出てからの仕事

 

においても必ずといっていい程

言われる話であり、

 

皆さんもよくご存じの、あの

マイケル・ジョーダンでさえ

 

一瞬でも基本を忘れたら

 根本から崩れ去ってしまう。

 

 スポーツにおける正しい技術

 会社における倫理、心構え

 といった基本を忘れたら

 試合に勝てない

 会社や学校で

 成績を上げることもできない。」

 

という言葉を残しています。

 

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まぁ、

こんなこと書いてるくせして

かつての自分は基礎を大事に

出来ていなかったんだから

実は、ほんと

ブーメランなんですよね・・・

 

なので、

部活を辞めてから

「ピボットの有用性の高さ」

を知った時は

かなり衝撃的でした。

 

逆に言ってしまえば、

今ここでそれに

気づくことが出来たあなたは

めちゃくちゃラッキー

というわけです!

 

 

ピボットってそもそも何だっけ?

さて、先ほどお伝えした

基礎の重要性を

踏まえた上で

ここから本題に入ります。

 

そもそも

ピボットとは何なのか?

 

既に知っている方も多いとは

思いますが、

改めて解説していきます。

 

ピボットとは、

ボールを保持したプレーヤーが

片足を軸足(ピボットフット)

として床に固定し、

もう一方の足(フリーフット)

を動かす技術 のことです。

 

より分かりやすく伝えるなら

この動きは数学で使う

コンパス とよく似ています。

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なので、

ピボットフットが針で、

フリーフットが鉛筆、

ということが分かれば

もう半分は出来たも同じです。

 

なぜピボットは有用性が高いのか?

では、

なぜピボットは有用性が高いと

言えるのか?

 

そこには、バスケ特有の

ボールを持ってから

3歩以上歩くと反則~!

 

でお馴染みの

「トラベリング」

大きく関係しています。

 

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ピボットの動きは

先ほどの例えにあったように

まさにコンパスの動きです。

 

なので、

一度、ピボットフット(針)

さえ固定してしまえば、

フリーフット(鉛筆)

は動かし放題!!

 

あれ?でもそうなると

さっき言ってた、

ボールを持って

3歩以上歩いたら反則になる

「トラベリング」って一体…?

 

そうです!!

なんとこの

ピボットという技術は・・・

バスケの中で唯一、

反則が無効化できちゃうプレー

だったんです!!!

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もちろん、人によっては、

大袈裟な捉え方をしている

と思われるかもしれません。

 

しかし、これはルール違反

をしているわけでもなければ、

嘘を言っているわけでも

ありません。

むしろ事実です。

 

また、だからこそ、

バスケを知っている人でも

この捉え方をしている人と

そうでない人とでは、

プレーにも結果にも大きな差が

生まれてくるのです。

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ピボットをどう使うか?

技術というのは、

例え、そのメカニズムやすばらしさを

知っていたとしても、

一番有効な使い方を知っていなければ、

単なる知識と変わりません。

 

なので、ここからは

  • どこで使うか
  • 何を意識して使うか?

の2つの視点から解説していきます。

 

ピボットをどこで使うか?

ピボットと聞くと、

トラベリングを回避できるという利点

ばかりについ目が行ってしまい、

ドリブルで行き詰まった時に

使いがちな人は多いです。

 

まぁもちろん、

それも使い方の一つではあるんですが・・・

実はもっと効果的な使い方があるんです!

 

それは・・・

ドリブルを始める前に使うこと!!!

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これを知っているかどうかで

ボールを失うことって案外減るんです!

 

ウソのように思うかもしれませんが、

これにはちゃんと根拠があります。

 

根拠の一つは、

ピボットによって、

ボールの位置が絶えず動き続けるから です。

 

これは実際に

ピボットをその場でやってみたら

すぐにわかるかと思います。

 

スマホでも、上着でも、なんでもいいので

とりあえず何かを両手に持った状態で

上記で説明したピボットを

やってみてください。

 

片足を軸にして、

コンパスのように動いた時

両手に持っているモノの位置は

どうなるでしょうか?

 

当然、位置は変わりますよね。

動きとしてはさながら

地球とその周りを周回する月や衛星

と捉えた方が分かりやすいかもしれません。

 

また、実際にピボットを

その場で行ってみた人なら

分かるはずなのですが、

 

ピボットをすると、

ボールを体で隠すことが出来るんですよね。

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つまり何が言いたいのかというと、

 

ピボットをすることは・・・

     ⇩

保持したボールを・・・

①絶えず動かすことが出来る

②ボールを体で隠せる

ことにも繋がる。

     

ボールを絶えず動かし、体で隠すことで

ディフェンスにボールをつつかれにくくなる。

     

結果的に、ボールロストが減る。

 

ということなんです。

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ピボットで何を意識するべきか?

これは先ほどの、どこで使うか?

が分かれば、おのずと見えてくるものです。

 

まず、前提としてあるのは、

①ボールを持ったその瞬間に

すぐにピボットを始めること。

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これによって、

相手ディフェンダーから

ボールをとられにくくなるだけでなく、

同時に、味方や敵の位置を把握する

ことも出来るわけです。

 

 

次に、気を付けるべきなのは、

②軸足を動かさないこと。

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これが出来ていないと、

もちろん反則を取られます。

また、そうならない為にも

体感を鍛え、パワーポジションを意識すること

が望ましいです。

 

 

そして、最後に

③足だけでなく、手も同時に動かすこと。

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ピボットが出来るからといって

絶対取られないという保証はありません。

 

より取られにくい選手になるには

足だけでなく、手の動きも意識する

と良いでしょう。

 

また、手の動きを工夫することは

更に取られにくくなるだけでなく、

それがまたフェイントとなって

相手を出し抜くことにも繋がるのです。

 

手の動きに関しては、

次回の記事で詳しく触れていきますので

お楽しみに!

 

最後に

きっと多くの指導者は

まずは、①シュートが出来るかどうか、

次に、②ドリブルで抜けるかどうか、

最後に、③パスが出来る味方がいるかどうか

といった順で教えると思います。

 

でも実際の所、一番最初に意識すべきなのは

「ボールが保持出来るかどうか」なんです。

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話は一旦それますが、

私は中学生の頃、部活動の時はずっと、

コーチの教え通りに動かなければいけない、

教えられた通りに出来ないと、叩かれる

それくらい追い込まれていました。

 

まただからこそ、当時の私の中では

コーチの教えを疑う余裕さえ

ありませんでした。

 

しかしながら、今こうして

当時の環境から解放されて

自分なりにバスケを楽しんでみた結果、

 

シュート、ドリブル、パスの順番は

本当に正しいのだろうか?

 

シュートをするにも、

ドリブルをするにも、

パスをするにも、

根底には何が必要なのか?

 

という疑問から始まって、

 

最終的には

ボールを保持することの重要性

にたどり着くことが出来ました。

 

だから、

「教えの通りやってもうまくいかない。」

そんな時には、

まず、教えられたことを疑ってみる

そして、俯瞰してプロセスを考える

この2つを試してみることをオススメします。

 

 

最後まで読んでくださって

ありがとうございました!!